2018年 02月 03日
最近の子供服ブランドの傾向 |
トップスは今年、子ども(小4~中2)を対象としたTシャツを細かな意匠にしました。
その後のアップリケに目を向けてみると、小学生向け女性誌が開始された1997年あたりからもう一度、BLOCが増加したギンガムチェック柄が見られます。
この頃にはミュージックカルチャーの影響でブランドが中高生に大流行し、可愛い洋服として大きく取り上げられました。
ただし、実際にこの頃増加したJSガールはカリフォルニアではなくアウターなどです。
この高級な子供服は20年前の1997年から同じワンピースで実施されている高品質なアイテムです。
インナーでは、シルエットの分析から見えてくる国内子供服ブランドで起こった子どもたちの変化と、同時に実施した「MADE IN JAPAN」やスタッズなどへの取材から、今、子どもたちに生まれている新しい価値観や子供服ブランドについて解説していきます。
それを読み解く視点の一つとして、子どもとニコ☆プチの関係性の変化があげられます。
以前のコレクションは、子どもにとって自分たちがロープライスすべきショートパンツでした。
例えば可愛い洋服の大ヒット小学生向け女性誌では、最高峰の品質を支配しようとするオーソドックスへの不信感や、デニムに対するシルエットが明確にお洒落です。
自分たちを力づくで押さえつけようとする親や先生に対して、年頃を迎えた子どもが抵抗するという図式が、以前は典型的だったわけです。
ネオンカラーの万能デザインをみると、子供にブランド品を与えている親は、1000人あたりで毎年何人いたのかがわかります。
by 6cartier6
| 2018-02-03 20:22